皆様こんにちは、メカニックの津々木です。
今回はスタビライザーリンクロッドについてお話したいと思います。
まずスタビライザーは英語で安定させるという意味があり、部品としてはアンチロールバーとも呼ばれます。
アンチロールとは言葉の通りロールを抑えることであり、ここではサスペンションの上のボディが左右に揺れる事を表します。
このロールが大きくなると乗り心地が悪いだけでなく、最悪横転の危険もあります。
こういった要素を抑えるのがスタビライザーであり、スタビライザーとサスペンションを繋げるのがスタビライザーリンクロッドです。
スタビライザーリンクロッドの接続部はボールジョイントとなっており周囲はダストブーツにより覆われています。
このダストブーツが破れ、ジョイント部にゴミなどが入るとボールジョイントが作動しなくなる危険があるため、破れた際にはその場での交換をお勧めしています。