こんにちは、メカニックの山田です。
今回はエンジンオイルの汚れについてとメンテナンスでよく聞くことがあるフラッシングについて説明しようと思います。
まず、エンジンオイルの汚れについて、通常使用していると内部で磨耗した鉄粉やガソリンが燃えた際の燃えカスが徐々に溜まって汚れていきます。それが写真の1番の状態で真っ黒です。
このオイルで約10000キロ走ったものです。通常であればオイルとフィルタを交換するだけなのですがここで登場するのが2番のビンのフラッシングオイル。
このフラッシングオイルの役目はエンジン内部のオイルを洗浄するためのものでオイル交換するだけでは取れない汚れを落としてくれます。
3番のビンが2番のをオイル入れて洗浄をし排出したもので、エンジンオイルを排出しただけでは、これだけの汚れが残っています。そしてエンジン内部が綺麗になったところで4番のビンの綺麗なオイルを入れてエンジンリフレッシュ完了です。
このフラッシングは頻繁に実施する必要はありませんが、3万キロに一度など多く走った後など定期的なスパンで実施することをオススメします。
もし、実施するべきかわからない場合はお気軽に問い合わせをお願いします。