こんにちは。本山です!
最近、革にはまっております。
革靴、財布、ベルト等々・・・皮革製品は生活には欠かせないものになっています。実はつい最近、無理をして財布を購入しまして、その財布に使われている革の名前はコードバン。馬の腎部の大変きめの細かく丈夫な革で、入手が難しくなってきているそうです。触ってみると確かにいい!です。
自動車にも革が多く使われており、今回は、その中でもアルカンターラという革についてご説明したいと思います。スポーツカーがお好きな方ならば聞いたことがあると思いますが、このアルカンターラ、イタリアのアルカンターラ社で製造されている人工皮革の商標で、触った感触は、スエードなどによく似ています。しかし、天然皮革に比べて、重量が非常に軽いという利点と滑りにくさ、見た目の質感も高いことから、自動車ではスポーツカーやレーシングカーのステアリングやシート、高級車の天井や内張りなどに良く使われています。下の写真のシート中央部にアルカンターラが使用されています。
自動車のインテリアには革にかかわらずいろいろなものが使用されており、メタル、ウッド、プラスチックなどで構成されていますが、素材の配置や色使い、形状等、お国柄が良く出ているのではないかなぁと個人的には思っています。下の写真のグリップ部分などは、すごくおしゃれだと思いませんか?
デザイン命のフランス人の力作、シトロエン車の現行モデルには一切ウッドが使用されていません。素材に目を向けて車を見ると案外面白いかもしれませんね。