CITROËN 熊本

皆様こんにちは。
メカニックの津々木です。

今回はドラムブレーキについて解説させていただきます。

ドラムブレーキはカバーとホイールが一体となって回る構造になっており、写真上部にあるピストンが左右のブレーキシューをカバーに押し付けることでブレーキが掛かります。
安価な上に実はディスクブレーキより制動力は大きいとされているのですが、熱が逃げにくい構造の為ブレーキ性能が安定せず、結果としてよりブレーキ性能が求められる場面ではディスクブレーキが採用される傾向にあります。

最近のプジョー、シトロエンの車ではあまり採用されないドラムブレーキですが、利点もありますので搭載車両をお持ちの方は少し意識して運転されてみては如何でしょうか。