左のトレーの左側にある円形の3つがシールセット。右の黒いのがブーツです!
って、何の事か分かりませんね。すみません(笑) メカニック大群です。
実はこれ、先日ご紹介させていただいた弊社アデルコレクションの1台、『シトロエンDS』のリアサスペンションのオーバーホール作業中の1コマなのです。
もちろんご存知の方もいらっしゃると思いますがDSには『ハイドロニューマチックシステム』が採用されており、その、リアサスペンション部分がこちらの写真です。
この筒の中に入れるオイルの量を制御して車高の調整や道路状況による乗り心地の調整を行っています。
今回ここの黒いゴムブーツからオイル漏れが発生し修理が必要になりました。
何とか部品を入手できたので早速オーバーホールとなりました。
弊社のDSは1971年式ですが、1955年にはこのようなシステムを搭載していたなんて本当に驚きです!
メカニック目線で見るとそれが細かい処理の部分などでも伝わってきて驚きの連続です。
ボルト1本で着脱可能なリアフェンダーも面白いですね!実に画期的で、スタイリングと整備性の両立が見事です!
100周年を迎えたシトロエン、やっぱり今も昔も魅力たっぷりですね!